航空機ジェットエンジンの軸受け構造から着想を得て、高性能自転車用ハブの開発に着手したのが2009年末、ブランド名を「GOKISO」とし、2010年初頭にプロジェクトチームを発足しました。
以来、開発を進めるにあたって自転車業界の「軽さが性能である」という常識を疑問に感じ、ものづくりの原点に返ってGOKISOの開発をしてまいりました。
10万キロ耐久試験に始まり、時速300km/nの最高速試験、耐水試験、タイヤの抵抗試験等、数々のテストを繰り返してきました。その結果1つわかったことは、多くの場合、メーカーの都合での情報発信が、業界の常識となっているということでした。
我々は、行ってきた試験結果を真摯に受け止め、ユーザーのためになるホイール作りを心掛け、更なる進化を遂げたいと考えています。
エンジンの主軸に使用されているベアリングは、航空機の中でも最重要部品と位置づけられています。もし、航空機事故が起き、事故の原因がエンジンと判明した場合、その製品をいつ、どこで、どのような工程で製作されたかを原因解明まで徹底的に調査します。
そのため、我々の工場でも加工手順書の長期保管を求められております。そういった厳密な管理のおかげで、航空機がさらに安全な乗り物として進化しているのです。
我々は航空機のエンジン同様、自転車のハブも人の命を預かる最重要部品と捉え、主要部品にはシリアルナンバーを振り、厳密な管理の元、製作しております。
GOKISOはお客様がさらに安心して乗ることが出来るホイールにする為にも、我々は心をこめた製品づくりに取り組みます。
GOKISOホイールを使用した選手が結果を残してきました。
・全日本マウンテンサイクリングin乗鞍 3連覇 森本誠選手
(個人通算7勝、GOKISOホイールでの優勝は通算4回)
・第13回Mt.富士ヒルクライム コースレコード 優勝 森本誠選手
・Taiwan KOM 2016 総合6位 アジア人1位 森本誠選手
・ツールド沖縄 2連覇 高岡亮寛選手
・ジャパンカップ 優勝 西加奈子選手